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市川市で物流倉庫が増えているのはなぜ?立地の強みと主な物流施設をまとめて紹介

市川市では、原木エリアや塩浜エリア、加藤新田エリアを中心に、大型の物流施設や冷凍冷蔵倉庫の整備が続いています。

住宅地や商業地のイメージが強い市川市ですが、東京湾に面した臨海部には物流の拠点や工業地帯が広がっており、首都圏の物流を支える街としての一面もあります。

近年は、原木の大規模物流施設計画に加え、加藤新田では冷凍冷蔵機能を備えた物流施設の開発が相次ぎ、塩浜エリアでも大規模施設の整備が進んできました。

市川市は都心に近く、高速道路や湾岸エリアへのアクセスにも優れていることから、首都圏の物流拠点として存在感を高めています。

この記事では、市川市に物流倉庫が集まる理由と、市内で注目される主な物流施設、エリアごとの特徴をまとめて紹介します。物流施設の動きから見ると、市川市がどのような役割を担っているのかが見えてきます。

市川市が物流倉庫の立地先として注目される理由

東京湾に面した臨海部に物流拠点が広がっているため

市川市の南部は埋め立てによって形成された地域が多く、東京湾に面した臨海部には、湾岸道路を中心に物流の拠点や工業地帯が広がっています。

市の資料でも、臨海部が物流や産業の集積地として位置付けられており、市川市の街の成り立ちの中で物流機能が重要な役割を担ってきたことが分かります。

住宅地として知られる一方で、行徳臨海部や湾岸部では、物流・流通業務の拠点としての土地利用が進んでいます。市川市内に大型倉庫や物流施設の計画が続く背景には、こうした臨海部の土地利用の特性があります。

広域交通への接続に優れているため

市川市は、東京に近いだけでなく、広域交通への接続にも強みがあります。

市の資料では、JR総武線・京葉線・武蔵野線、京成線、東京メトロ東西線、都営新宿線、北総線などの鉄道網に加え、京葉道路、湾岸道路、国道14号などを結ぶ広域交通が集中しているとされています。

物流施設の立地を見ても、この強みははっきりしています。

原木の物流施設計画地は湾岸市川ICや原木ICに近く、加藤新田や塩浜の施設も千鳥町ICや市川塩浜駅に近い立地です。都心配送と広域輸送の両方に対応しやすいことが、市川市に物流倉庫が集まる大きな理由のひとつです。

冷凍冷蔵物流にも適したエリアがあるため

市川市の物流施設の中でも、加藤新田周辺は冷凍冷蔵物流の拠点として注目されています。

日本GLPの発表では、このエリアは高速湾岸線へのアクセスに優れ、東京中心部にも近い立地で、冷凍冷蔵物流施設の開発が進められています。

さらに、長谷工総合開発などの発表によると、市川市加藤新田の冷凍冷蔵倉庫プロジェクトは、保税倉庫申請と動物検疫の検査の両方に対応できる希少な冷凍冷蔵物流エリアに位置しています。

食品物流や輸入関連の需要に対応しやすいことも、市川市の物流倉庫立地を後押ししています。

市川市内で注目される主な物流施設

原木エリアの物流施設

CBRE IM 市川Ⅰ

市川市原木では、コーナン市川原木店跡地などを含むエリアで、大規模物流施設「CBRE IM 市川Ⅰ」の計画が進んでいます。建設ニュースでは、原木2526-6の敷地約8.3ヘクタールに、4階建て・延床約18万1500平方メートルの物流施設を整備する計画とされ、湾岸市川ICから約500メートル、原木ICから約1.2キロ、JR京葉線二俣新町駅から徒歩圏の立地と報じられています。2028年1月末の竣工予定です。

原木エリアは、都心方面にも湾岸方面にもアクセスしやすく、市川市内でも大規模物流施設が立地しやすい場所のひとつです。商業施設跡地が物流施設用地へ転換される動きもあり、市川市の土地利用の変化を象徴する存在になっています。

▶︎コーナン市川原木店跡地に大型物流倉庫?CBRE IM 市川Ⅰの計画を紹介

原木物流センター

原木エリアでは、既存の物流施設も稼働しています。LNEWSでは、原木物流センターが原木ICや千鳥町ICに近い立地にあることが紹介されており、この周辺が首都圏物流の拠点として機能していることが分かります。原木エリアは、交通利便性と広い敷地の確保しやすさを背景に、今後も物流施設の集積が進む可能性があります。

加藤新田エリアの物流施設

GLP市川II

加藤新田エリアでは、冷凍冷蔵物流施設の整備が続いています。日本GLPは2025年6月、千葉県市川市で冷凍冷蔵倉庫2棟を開発すると発表しました。そのうち「GLP市川II」は、2025年9月の竣工予定とされていた全館冷凍冷蔵の物流施設です。

冷凍食品や食品流通の需要が高まる中で、こうした専用性の高い物流施設が市川市内に集まることは、市川市の物流拠点としての特徴をより分かりやすく示しています。都心に近く、湾岸道路にアクセスしやすいことも、冷凍冷蔵物流における市川市の強みです。

GLP市川III

同じく日本GLPが開発を発表した「GLP市川III」は、JR京葉線市川塩浜駅から徒歩約10分、高速湾岸線千鳥町ICから約1.8キロ、東京中心部まで約14.5キロという立地に整備される全館冷凍冷蔵の物流施設です。2026年10月の竣工予定とされています。

1階では冷凍・冷蔵の温度帯切り替えに対応し、2階から4階の冷凍庫エリアでは高い保管効率を見込める仕様とされており、食品物流分野での活用が期待されます。市川市ではこうした高機能な物流倉庫の整備が進んでおり、一般的な大型倉庫だけでなく、専門性の高い物流施設が増えていることも特徴です。

市川市加藤新田冷凍冷蔵倉庫プロジェクト

長谷工総合開発と長谷工コーポレーションは、2025年12月に「市川市加藤新田冷凍冷蔵倉庫プロジェクト」が同年9月に竣工したと発表しました。この施設は地上4階建て、延床面積約1万3635平方メートルのBOX型冷凍冷蔵倉庫で、千鳥町ICから約1.4キロ、東京都心部まで約15キロという立地です。

このプロジェクトでも、加藤新田エリアが保税倉庫申請と動物検疫の検査の両方に対応できる希少な冷凍冷蔵物流エリアと説明されており、市川市内でも加藤新田周辺が食品物流や輸入関連物流の重要なエリアになっていることがうかがえます。第2弾開発の動きも報じられており、今後も注目されるエリアです。

塩浜エリアの物流施設

MFLP市川塩浜Ⅱ

塩浜エリアでは、三井不動産と月島機械による「MFLP市川塩浜Ⅱ」が2022年3月に竣工しています。LNEWSによると、延床面積約18.3万平方メートルの大規模物流施設で、市川塩浜エリアにおける代表的な物流拠点のひとつです。

市川塩浜周辺は、JR京葉線市川塩浜駅に近く、臨海部の物流集積地としても知られています。市川市の資料でも、行徳臨海部には物流施設や産業施設が集まっていることが示されており、塩浜はその中心的なエリアのひとつといえます。

原木・塩浜・加藤新田の違い

原木エリアは広域配送を支える大型物流施設が目立つ

原木エリアは、原木ICや湾岸市川ICに近く、二俣新町駅からもアクセスしやすいことから、大型のマルチテナント型物流施設や広域配送向けの物流拠点が立地しやすいエリアです。商業施設跡地の再開発も含めて、大規模な物流施設計画が進みやすい地域となっています。

塩浜エリアは既存の物流集積が厚い

塩浜エリアは、行徳臨海部の物流・産業集積の中核に位置しており、既存の大規模物流施設が多いことが特徴です。市川塩浜駅に近い施設も多く、鉄道と道路の両面で利便性が高い立地です。物流拠点としての歴史の長さも、市川市の中では塩浜エリアの強みのひとつです。

加藤新田エリアは冷凍冷蔵物流の存在感が大きい

加藤新田エリアは、冷凍冷蔵物流に特化した施設が続いている点が大きな特徴です。GLP市川II・IIIや長谷工系の冷凍冷蔵倉庫プロジェクトなど、食品物流や輸入物流に対応する高機能施設が目立っています。市川市内でも、加藤新田は専門性の高い物流倉庫が集まりやすいエリアとして注目されています。

市川市の物流倉庫が持つ役割

首都圏の物流を支える拠点になっている

市川市の物流倉庫は、市内向けだけでなく、東京を含む首都圏全体への配送拠点として機能しやすい立地にあります。東京湾岸エリアに近く、高速道路網にも接続しやすいため、広域物流の中継地としての価値が高い地域です。市川市の臨海部に物流拠点が集まっている背景には、こうした首都圏近接の強みがあります。

食品物流やコールドチェーンの受け皿にもなっている

近年の市川市では、冷凍冷蔵倉庫の計画や竣工が相次いでいます。常温の大型物流倉庫だけでなく、コールドチェーンを支える施設が増えている点は、市川市の物流機能の厚みを示すポイントです。特に加藤新田エリアは、食品物流や輸入物流の受け皿として、今後も注目度が高まりそうです。

街の景色や土地利用の変化にもつながっている

物流施設の増加は、土地利用の変化にも表れています。原木では商業施設跡地が物流施設用地へ転換される計画が進み、臨海部では物流・流通業務機能の集積が続いています。市川市は住宅都市として知られる一方で、物流都市としての役割も持つ街へと変化を重ねています。

今後の市川市の物流倉庫動向

市川市では、すでに竣工した物流施設に加えて、今後竣工予定の施設や追加開発の動きも続いています。原木のCBRE IM 市川Ⅰは2028年1月末竣工予定、GLP市川IIIは2026年10月竣工予定、市川市加藤新田冷凍冷蔵倉庫プロジェクトでは第2弾開発も報じられています。市川市の物流施設は、一時的な建設ラッシュではなく、継続的な集積の流れの中にあります。

市川市内では、原木、塩浜、加藤新田といったエリアごとに異なる特徴を持ちながら、物流施設の整備が進んでいます。大型物流施設、マルチテナント型施設、冷凍冷蔵倉庫など、多様な物流倉庫が集まることで、市川市は首都圏物流の重要な拠点として存在感を高めています。

参考にした記事・資料

市川市の物流倉庫の立地背景や、市内で進む主な物流施設の動きについては、以下の記事・資料を参考にしています。

▶︎ 市川市公式 市川市の概況・地域特性

▶︎ 市川市公式 市川市の交通や都市基盤に関する資料

▶︎ 市川市公式 行徳臨海部のまちづくり関連資料

▶︎ 建設ニュース CBRE IM 市川Ⅰの計画概要

▶︎ LNEWS 日本GLPによる市川市内の冷凍冷蔵物流施設開発

▶︎ LNEWS 市川市加藤新田冷凍冷蔵倉庫プロジェクト

▶︎ LNEWS MFLP市川塩浜Ⅱの竣工記事

▶︎ 市川Life コーナン市川原木店跡地の物流施設計画

まとめ

市川市では、東京湾に面した臨海部を中心に物流拠点が広がっており、都心近接と広域交通への接続性を背景に、大型物流施設や冷凍冷蔵倉庫の集積が進んでいます。

原木では大規模物流施設の計画、塩浜では既存の大規模物流拠点、加藤新田では冷凍冷蔵物流施設の新設が続き、市川市の物流都市としての役割はさらに大きくなっています。

住宅地や商業地の印象が強い市川市ですが、物流施設の動きを追うと、首都圏の物流を支える重要な街であることが見えてきます。

市川市の物流倉庫は、街の変化を映す存在であると同時に、首都圏全体の物流インフラを支える基盤にもなっています。

     

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