市川市のふるさと納税は、スイーツや体験チケットなどもありますが、なかでも“市川市らしさ”が強いのがデジタル地域通貨「ICHICO（イチコ）」のふるさとポイントです。
ICHICOは、市川市が導入した市川市独自のキャッシュレス決済。スマートフォンアプリ等を使い、1ポイント＝1円として市内加盟店で利用できます。
「返礼品＝モノ」ではなく、「市川市の飲食店やサービス店で使えるポイント」という形で受け取れるため、旅行・帰省・お出かけの予定がある人に特に相性が良い返礼品です。
この記事では、公式情報をもとに「ICHICOふるさとポイントの仕組み」「使えるお店の考え方」「申し込み〜ポイント付与までの流れ」「失敗しない注意点」をまとめます。
Contents
ICHICOふるさとポイントの特徴｜市川市内で「使う」返礼品
ICHICOふるさとポイントは、ふるさと納税の返礼品としてもらえるポイントで、市川市内のICHICO加盟店のうち、ふるさとポイント利用対象のお店で支払いに使えます。
公式ページでは、対象は「一部のチェーン店を除く飲食店、サービス店」で、利用可能店舗の一覧では「ふるさとPt」欄に○が付いた店舗が対象と案内されています。
ここで大事なのが、通常のICHICO加盟店と、ふるさとポイントの対象店舗は一致しないこと。返礼品として受け取ったポイントは、使えるお店が限定されるため、申込前に対象店舗を確認しておくと安心です。
市川市公式：ふるさとPtが確認できる店舗一覧
【市川市のイチコ返礼品▶︎ ふるラボ｜ふるなび｜ふるさとチョイス｜楽天市場】
寄附額とポイント数｜5,000円から選べる（1ポイント＝1円）
市川市の公式案内では、寄附額は5,000円から1,000,000円までの範囲で選べ、寄附額に応じてICHICOふるさとポイントが付与されます。
例として、公式ページでは以下のメニューが掲載されています。
5,000円 → 1,500Pt
10,000円 → 3,000Pt
20,000円 → 6,000Pt
30,000円 → 9,000Pt
50,000円 → 15,000Pt
100,000円 → 30,000Pt
200,000円 → 60,000Pt
500,000円 → 150,000Pt
1,000,000円 → 300,000Pt
「市川市で外食したい」「市内のサービス店で使いたい」という人は、予定に合わせて寄附額を決めやすいのが魅力です。
申し込み方法｜どのサイトから寄附できる？
ICHICOふるさとポイントは、市川市の返礼品の中でも少し特殊で、「ポイント返礼品」を取り扱っているポータルサイトから申し込みます。
同じ市川市でも、サイトによって 掲載のされ方（検索のしやすさ）やキャンペーン、決済の使い勝手が違うため、まずは下の公式ポータルから「ICHICO」「ふるさとポイント」などで検索して、在庫状況や条件を見比べるのがおすすめです。
※同じ返礼品でも、受付状況や表記、寄附金額の選択肢は変更されることがあります。申し込み前に各サイトの最新情報をご確認ください。
返礼品の受け取りまでの流れ｜「カードが届く→本人確認→ポイント付与」
市川市の公式案内では、受け取りまでの流れがSTEP形式で示されています。ポイントは申し込んだだけでは即時反映されず、カード到着後に本人確認が必要です。
STEP1：ふるさと納税サイトで寄附
対象サイトでICHICOふるさとポイントを選び、寄附手続きを行います。
STEP2：カード発送（空のカード）
申込住所へ「ICHICOふるさとポイントカード」が郵送されます。届く時点では**まだポイントが入っていない“空のカード”**です。
STEP3：本人確認（フォーム入力）
カード同封の案内（QRコード）からフォームを開き、氏名・連絡先・カード会員番号などを入力して、受け取ったことを知らせます。
STEP4：ポイント付与（数日〜1週間程度）
事務局で本人確認後、カードへポイントが付与されます。公式案内では、フォーム送信後に数日〜1週間程度かかる旨が記載されています。
「すぐ使いたい日が決まっている」場合は、寄附のタイミングを少し早めにしておくと安心です。
アプリ（chiica）で使うと便利｜ポイント移行で支払いがスムーズ
返礼品ページ側の説明では、スマートフォンにデジタル地域通貨アプリ「chiica」をインストールし、会員登録後に、カードのポイントをアプリに移行して利用することができます。
（引用：市川市公式ホームページ）
市川市公式ページでも、アプリ導入〜会員登録〜ポイント移行の流れが記載されています。
アプリに入れておくと、財布からカードを出す手間が減り、外食やサービス利用の会計がラクになります。
ここが重要！ICHICOふるさとポイントの注意点まとめ
ICHICOふるさとポイントは便利ですが、通常のポイントや商品券と違うルールもあります。申し込み前に、最低限ここだけ押さえておくと失敗しません。
1ポイント＝1円／つり銭は出ない（端数が出る会計は注意）
盗難・紛失・破損でも再発行不可（取り扱い注意）
物品購入には使えない場合がある（対象店でも制限あり）
転売・換金は不可
有効期限は“寄附した年度の末日（3月31日）”。超過すると失効し、払い戻しも不可
実施中キャンペーンは適用されない（ポイント受取や決済にキャンペーンが乗らない）
受け取ったポイントは譲渡できない
実店舗のみ利用可（オンラインショップ不可）
利用できる店舗は変更される可能性あり（申込前に一覧確認推奨）
特に、有効期限が「年度末（3/31）」という点は見落としがちです。年度後半（例：年末）に寄附する場合は、使える期間が短くなることもあるので、使う予定をセットで考えるのがおすすめです。
まとめ｜市川市らしさで選ぶならICHICOは有力。使う予定がある人ほど満足度が高い
ICHICOふるさとポイントは、市川市独自のキャッシュレス決済を「返礼品」として受け取れる、かなり特徴的なふるさと納税です。
飲食店やサービス店など、市川市内で“体験として使える”のが最大の魅力。一方で、使える店舗の範囲や有効期限（年度末3/31）、つり銭なしなどのルールもあるため、申し込み前に確認しておくと安心です。
【市川市のイチコ返礼品▶︎ ふるラボ｜ふるなび｜ふるさとチョイス｜楽天市場】
市川市のICHICO（イチコ）以外の返礼品の紹介は別の記事でまとめています。
▶︎市川市のふるさと納税返礼品まとめ｜スイーツ・体験・食品が人気
