
市川市が、物価高騰対策の一環として、デジタル地域通貨「ICHICO(イチコ)」のポイント4,500円分が入ったカードを全市民向けに発送します。
今回の事業は、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用したもので、市川市公式サイトでは、全市民に4,500円分のICHICOポイントが付与されたカードを発送すると公表されています。
食料品や日用品、外食など、身近な暮らしの費用が上がる中で、市川市内の加盟店で使える地域通貨を配布することで、家計の負担軽減と地域経済の活性化の両方を狙った取り組みです。
現金給付ではなく、市内で使えるICHICOポイントとして配布されるため、市川市内の買い物や飲食、暮らしに関わる支出へつながる制度として注目を集めそうです。
Contents
市川市の物価高対策とは
市川市公式サイトによると、今回の支援は「物価高騰対応デジタル地域通貨支援金支給事業」として実施されます。
事業概要として示されているのは、国からの物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、全市民に4,500円分のICHICOポイントが付与されたカードを発送するという内容です。
ここで使われる「ICHICO」は、市川市独自のデジタル地域通貨です。
スマートフォン専用アプリや専用カードを使い、1ポイント=1円として市内の加盟店で利用できます
市川市は、ICHICOについて地域経済と市民活動の活性化を目指して導入された、市川市独自のキャッシュレス決済と説明しています。
今回の制度は、単なるキャンペーンではなく、物価高騰の影響を受ける市民生活を支える施策として位置付けられている点が大きな特徴です。
配布されるのは4,500円分のICHICOポイントカード

(引用:公式サイト)
今回発送されるのは、4,500円分のICHICOポイントがあらかじめ付与されたカードです。
市川市公式サイトでは、世帯主宛てに世帯人数分の枚数のカードを発送するとしています。つまり、1人1枚が基本となり、住民登録のある人数分がまとめて届けられる形です。
この方式であれば、スマートフォンを使わない人でも受け取りやすく、地域通貨を利用しやすい仕組みになっています。
一方で、カードだけで終わらず、カードからアプリへポイントを移行した人には、アプリのアカウントに1,000円分のポイントを追加付与するとされており、アプリ利用への後押しも行われます。
4,500円分の配布に加えて、条件を満たせばさらに1,000円分が上乗せされるため、アプリ移行まで含めて注目が集まりそうです。
対象者は令和8年1月19日時点で市川市に住民登録がある方
支給対象者は、令和8年1月19日時点で本市に住民登録がある方です。
市川市公式サイトと予算案説明資料の両方で、対象は全市民とされています。
このため、記事を読む人が特に気にしそうなのは、次のポイントです。
- 市川市民であること
- 基準日が令和8年1月19日であること
- 住民登録ベースで判定されること
基準日以降に転入した人や、基準日時点で住民登録がなかった人は対象外になる可能性があるため、この日付は非常に重要です。
ICHICOカードはいつ届く?発送時期は4月上旬から5月下旬
発送時期について、市川市は令和8年4月上旬から5月下旬までとしています。
配送方法はエリアによって異なり、
北部地区・行徳地区の一部は日本郵便のゆうパック、
行徳地区の一部は佐川急便の飛脚宅配便
で発送されます。
また、受け取り方法は宅配業者による対面での手渡しです。
不在の場合は、ポストなどに不在連絡票を投函し、宅配業者で1週間程度保管されると記載されています。
このため、ポスト投函ではなく対面受け取りになる点は、あらかじめ把握しておきたいところです。
家族分がまとめて届く形になるため、見落としのないよう発送期間中は不在票にも注意が必要になりそうです。
利用期限は令和8年12月31日まで
今回配布されるICHICOポイントの利用期限は令和8年12月31日(木曜)です。
支給されたポイントはずっと使えるわけではなく、期限内に市内の加盟店で利用する必要があります。
年末まで使えるとはいえ、配布開始が4月上旬予定であることを考えると、使える期間はおよそ8か月から9か月程度です。
期限切れを避けるためにも、日常の買い物や食事で少しずつ使っていく流れになりそうです。
なお、市川市はICHICO全体について、加盟店の還元率やポイントの期限延長なども別途案内していますが、今回の物価高対策として付与される4,500円分のポイントは、上記の期限が明記されています。
ICHICOとはどんな仕組み?

ICHICOは、市川市独自のデジタル地域通貨です。
市川市公式サイトでは、スマートフォン専用アプリや専用カードを利用して、1ポイント=1円として市内の加盟店で使えるキャッシュレス決済と説明されています。
特徴としては、単なる電子マネーではなく、地域の中でお金を回しやすくする仕組みであることです。
市内の店で使うことで、家計支援だけでなく地域経済の循環にもつながる設計になっています。
市川市公式サイトでは、利用可能店舗数について、加盟店約1,100店、うちカード対応店約350店としています。
スマホアプリに比べるとカード対応店は限られるため、配布カードのまま使うか、アプリへ移行して使うかで利便性が変わってきそうです。
▶︎市川市のデジタル地域通貨ICHICOとは?使い方・メリット・最新動向まとめ
カードからアプリへ移行すると1,000円分追加付与
今回の制度で見逃せないのが、カードからアプリへポイントを移行した人には1,000円分のポイントが追加付与される点です。
つまり、
・全員に4,500円分のカードを発送
・カードのポイントをアプリへ移した人には、さらに1,000円分を追加
という流れになります。
スマートフォンを使える人にとっては、アプリ移行によって使える店舗や使い勝手の面でも広がりが出る可能性があります。
一方で、カード利用でも制度の対象から外れるわけではなく、まずは4,500円分の支給を全市民へ届ける形になっている点は大きなポイントです。
サポートコーナーも設置 市役所や公共施設、商業施設で対応
市川市は、ICHICOの利用やアプリ導入を支えるため、サポートコーナーの設置も予定しています。
設置目的は、アプリのインストールなど、きめ細やかなサポートを行うためとされています。
平日は庁舎関係で、
・第1庁舎
・行徳支所
・大柏出張所
・市川駅行政サービスセンター
に、4月6日(月曜)から12月28日(月曜)まで設置予定です。時間は8時45分から17時15分までとなっています。
さらに土日には、
・大柏出張所
・スポーツセンター
・信篤公民館
・南行徳公民館
・南行徳市民センター
などの公共施設でも、4月4日(土曜)から6月28日(日曜)まで、10時から17時まで設置予定とされています。
このほか、市内の商業施設やICHICO加盟店にも、協力が得られる日に設置予定とされています。
例えば、市川駅近くでは、下記の記事の通り、サポートコーナーが設置されます。
▶︎市川駅周辺でICHICO(イチコ)サポートコーナー開設|ダイエー市川店・ノジマ市川駅前店で実施
スマホ操作に不安がある人や、アプリ移行の手順を確認したい人にとっては、制度開始後の大切な支援窓口になりそうです。
市川市の物価高対策として注目される理由
今回の施策が注目される理由は、単に「4,500円分がもらえる」ことだけではありません。
ひとつは、対象が全市民であることです。
世帯や所得の条件を細かく分ける方式ではなく、基準日時点で市川市に住民登録がある人全体を対象にしているため、わかりやすく受け止められやすい施策です。
もうひとつは、地域のお店で使う仕組みになっていることです。
全国共通のポイントや単なるクーポンではなく、市川市内の加盟店で使える地域通貨として配布することで、家計支援と地域内消費の下支えを同時に進める形になっています。
さらに、カード利用にも対応しつつ、アプリ移行で追加付与も行うことで、幅広い世代に配慮した制度設計になっている点も特徴です。
議会資料でも、スマートフォンを持たない人への公平性などが論点になっており、カード配布を含めた制度設計が行われていることがうかがえます。
使えるお店は市内加盟店 公式一覧も公開
市川市公式サイトでは、ICHICOを使えるお店の一覧として、北部版と南部版のPDFが公開されています。
また、エリアやジャンルでの絞り込み検索ページも案内されています。
日常使いの視点では、スーパー、飲食店、菓子店、衣料品店など、身近な業種で使えるかどうかが気になるところですが、公式サイトには撮影協力店舗として洋菓子店、精肉店、ラーメン店、衣料品店、ボウリング場、カフェ、スーパーなども掲載されています。
幅広いジャンルで利用が想定されていることがわかります。
ただし、市川市はカード対応店は約350店と案内しており、加盟店全体より少ないため、カードで使えるかどうかは店舗ごとの確認が重要になりそうです。
今回の制度で押さえておきたいポイント
今回の市川市の物価高対策を整理すると、ポイントは次のとおりです。
- 市川市が物価高騰対応として実施
- 全市民に4,500円分のICHICOポイント付きカードを発送
- 対象は令和8年1月19日時点で市川市に住民登録がある方
- 発送は令和8年4月上旬から5月下旬
- 世帯主宛てに世帯人数分を発送
- 対面手渡しで、不在時は不在票対応
- 利用期限は令和8年12月31日
- カードからアプリへ移行した場合は1,000円分を追加付与
- 加盟店は約1,100店、カード対応店は約350店
- 市役所や公共施設、商業施設などにサポートコーナーを設置予定
制度の骨格がかなり明確に示されているため、今後は実際の配送開始時期や、利用店舗の確認、アプリ移行の動きにも関心が集まりそうです。
公式情報
今回の市川市による物価高対策は、デジタル地域通貨「ICHICO」を活用した支援事業として実施されます。
市川市公式サイトでは、4,500円分のポイントが付与されたカードの発送概要に加え、対象者、発送スケジュール、利用期限、アプリへのポイント移行、利用可能店舗、サポート体制なども案内されています。
制度の最新情報を確認したい場合は、下記の公式ページを確認してください。
▶︎ 市川市公式サイト「デジタル地域通貨『ICHICO』(イチコ)」
まとめ
市川市では、物価高騰への対応として、全市民を対象に4,500円分のICHICOポイント付きカードを配布する事業を進めています。
対象は令和8年1月19日時点で市川市に住民登録がある方で、発送は令和8年4月上旬から5月下旬、利用期限は令和8年12月31日です。
さらに、カードからアプリへポイントを移行した場合は1,000円分の追加付与もあります。
市川市独自の地域通貨であるICHICOを通じて、家計負担の軽減と市内消費の後押しを同時に進める今回の施策は、暮らしに直結する話題として注目を集めそうです。
カード配布の時期や使える店舗、アプリ移行のサポート体制まで公式に示されており、市川市の物価高対策として大きな話題になりそうです。










