
千葉県市川市の市立小学校で、保護者から集めた教材費などを管理する学校口座から現金を横領したとして、元教頭の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、東京都江戸川区一之江の契約社員で、市川市立塩焼小学校の元教頭の男(53)です。
報道によると、行徳署は6月4日(水)、業務上横領の疑いで男を逮捕しました。
男は、市川市立塩焼小学校の教頭として管理していた銀行口座から、保護者が支払った教材費などを不正に引き出した疑いが持たれています。
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2024年10月から2025年2月にかけて計約350万円を引き出した疑い
逮捕容疑は、2024年10月から2025年2月にかけて、8回にわたり、学校の銀行口座から計約350万円を引き出して横領したというものです。
この口座は、保護者から集めた教材費などを管理するためのもので、学校運営や児童の学習に関わる費用が含まれていたとみられます。
行徳署は、男が総額で約1200万円を不正に口座から出金した可能性があるとみて、詳しい経緯を調べています。
容疑を認め「借金の返済や生活費に困った」と供述
報道によると、男は警察の調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めています。
また、「借金の返済や生活費に困り、学校の金に手を付けた」と供述しているということです。
学校の口座は、保護者から集められた教材費や積立金などを管理する重要なものです。児童や保護者に関わる資金が不正に引き出された疑いがあることから、学校関係者や地域にも大きな衝撃が広がっています。
2025年3月に学校関係者が東京都内のホテルで発見
事件は、2025年3月に発覚しました。
報道によると、学校関係者が所在不明となっていた男を東京都内のホテルで発見。その際、男が学校の通帳から現金を横領したことを認めたため、校長が行徳署に相談したということです。
その後、千葉県教育委員会は5月に男を懲戒免職処分としました。
市川市教育委員会も再発防止策を説明
市川市教育委員会の教育長通信では、今回の不祥事について、市民への謝罪とともに、損害への対応や再発防止策が示されています。
教育長通信では、保護者から集めた修学旅行などの積立金や教材費を「学校徴収金」として説明し、今回の着服を受けて、市議会の6月定例会に損害賠償に係る議案を提出していることが記載されています。
また、市内全校に対して学校徴収金の管理状況を調査し、同様の事例は確認されなかったとしています。
再発防止策としては、臨時の校長・園長会議、教頭会議での指導徹底、学校徴収金管理マニュアルの改訂、校長・園長・教頭を対象とした研修会の実施などが挙げられています。
さらに、学校徴収金などの会計処理に学校が直接関わらない仕組みの導入に向けた検討も進めるとしています。
児童や保護者への説明、カウンセラー派遣も実施
市川市教育委員会は、懲戒処分が行われた当日の夕方から臨時保護者会を開き、保護者に説明したとしています。
また、翌日には学年ごとに臨時学年集会を行い、児童の発達段階に合わせて説明したことも明らかにしています。
該当校にはカウンセラーも派遣され、児童一人ひとりの心の安定に向けた対応が取られています。
学校徴収金は、児童の学習活動や学校生活に関わる大切な資金です。今回の事件は、学校現場における会計管理のあり方や、複数人による確認体制の重要性を改めて浮き彫りにしました。
公式・参考情報
今回の件については、市川市教育委員会の教育長通信でも、経緯や再発防止策が説明されています。
また、報道では逮捕容疑や供述内容、県教育委員会による懲戒免職処分の経緯などが伝えられています。
▶︎ 小学校の口座から350万円を横領した疑い 元教頭を逮捕 千葉|au Webポータル国内ニュース
まとめ
市川市立塩焼小学校の元教頭が、学校の口座から計約350万円を引き出して横領した疑いで逮捕されました。
保護者から集められた教材費などを管理する口座が不正に使われた疑いがあり、行徳署は総額約1200万円が不正に出金された可能性もあるとみて調べています。
市川市教育委員会は、損害への対応や市内全校の調査、学校徴収金管理マニュアルの改訂、関係職員への研修など、再発防止に向けた対応を進めています。
市川市内では、事故や事件、火災、不審者情報など、地域の安全に関わる情報が随時発表されています。関連する情報は、以下のまとめページでも確認できます。









