千葉県市川市にある千葉商科大学が市川市の大学内キャンパスを利用したソーラーシェアリングを用いた太陽光発電を行うことがわかりました。
2012年からスタートした再生可能エネルギーの固定買取制度が始まり、太陽光発電事業が日本でも多く導入されるようになりました。
現状、行き詰まり感も出てきていますが、千葉商科大学がソーラーシェアリングという方法を利用して、キャンパス内での活動が始まります。
千葉商科大学はいつも面白く、ためになる、そして学生が挑戦の姿勢を持って取り組める企画を行っていて、素晴らしいですね!
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千葉商科大学の農営型太陽光発電の概要!
千葉商科大学は、農地の上で太陽光発電を行う「ソーラーシェアリング」(営農型太陽光発電)を市川キャンパス(千葉県市川市)に導入する。
太陽光で発電した電力を同キャンパスで自家消費しながら、発電パネルの下でブドウを栽培、将来はオリジナルワインに加工して販売する計画だ。
再生可能エネルギーの啓発に役立てると同時に、農業関連ビジネスを実体験できる機会を学生に与えるなど教育の場としても活用していく。
ソーラーシェアリングの設備は、同キャンパス内の運動場の一部を転用して1月をめどに設置する。
当初は約330平方メートルの敷地に、太陽光パネル48枚を設置。出力は計8・64キロワットと微量ながら、学内の消費電力の一部に利用する。
太陽光発電パネルは高さ約3メートルの架台の上に設置し、その下の空間でブドウを栽培する。3年目以降にブドウの収穫を本格化してワインを造る。
ワインの醸造は山梨県内の醸造会社に委託することを想定している。
ワインの商品化プロジェクトには学生が参加する。今春に学内から参加学生を公募してチームを立ち上げ、ブドウの栽培からワインの商品企画、販路開拓まで学生が主体となって取り組む予定だ。
引用>>dmenu ニュース
太陽光発電事業は比較的、事業としては取り組みやすいものであるのは事実でありますが、ソーラーシェアリングという農営型の取り組みに関しては非常にハードルが高いです。
太陽光パネルと農業の両立を考えながら、行わないといけない事業なんです。
千葉商科大学は千葉県野田市に約3メガの太陽光発電事業を行っており、大学で消費するエネルギー分を大学が作り出すという100%自然エネルギー大学を目指しています。
その経験もあって、今回のソーラーシェアリングにも積極的に取り組もうと考えているのでしょうね。
発電規模としては8.64Kwと小規模ながら、ぶどう栽培との両立で事業を行うのは大学側の新たな挑戦ですね。
また、栽培したぶどうでワインを造るまでを行うことを目的にして、そのワイン商品化のプロジェクトに関しては学生が参加し、学生が主体となって行うとリリースされています。
学生にとっては生の授業で非常に有意義な経験を積むことができそうです。
ソーラーシェアリング(農営型太陽光発電)とは?
千葉商科大学が取り組もうとしているソーラーシェアリング(農営型太陽光発電)とは、どのような太陽光発電事業なのでしょうか。
大学のようか教育機関でのソーラーシェアリングの取り組みを通して、日本の農業と再生可能エネルギーのますますの発展が期待できるかもしれません。
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千葉商科大学市川キャンパスの場所はどこ?
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