
駅のコインロッカーって、便利な反面「空いてない」「どこにあるか分からない」「現金しか使えない」など、地味にストレスがたまりやすい存在です。
特に、週末のターミナル駅やイベント開催日は、ロッカー探しで時間を溶かしがち。
その悩みを丸ごと解決してくれるのが、JR東日本グループの多機能ロッカー 「マルチエキューブ(Multi-Ecube)」 です。
この記事では、マルチエキューブの特徴から、検索・予約・預け入れ・配送(ホテル配送/どこでも配送)まで、実際に使う目線で分かりやすくまとめます。
マルチエキューブとは?特徴まとめ
(引用:JREメディア)
マルチエキューブは、従来の「荷物を入れて鍵を閉めるだけ」のロッカーから一段進んだ、検索・予約・配送までカバーする“多機能ロッカー”です。
1台で4つの機能が使える
マルチエキューブの強みは、ざっくり言うとこの4つです。
① 空きロッカーの検索:事前に空き状況をチェックできる
② 事前予約:利用前に「確保」できる
③ 荷物の預け入れ:駅でサクッと預ける
④ 受け取り・発送:ロッカーからホテルや指定住所へ送れる(対象サービス)
「ロッカーが空いてるか運ゲー」を避けられるだけでも価値がありますが、配送までできるのが“旅行・出張勢”には刺さります。
キャッシュレス対応で支払いがラク
マルチエキューブは キャッシュレス決済対応(現金は不可) です。
駅で小銭を作る手間がないので、地味にうれしいポイント。
設置場所の探し方も用意されている
設置箇所は専用サイトで探せるほか、案内では駅構内図やアプリ等からの検索導線も用意されています
「駅に着いてからウロウロしない」設計になっているのが好印象です。
使い方をステップで解説
ここからは、実際に使うときの流れを“迷わない順番”でまとめます。
① 空きロッカーを検索する
まずは、専用サイトで ロッカーを検索。
駅名や場所で探せるのはもちろん、検索を便利にする絞り込みの考え方も案内されています。
おすすめは「家を出る前」か「移動中」に検索しておくこと。
現地での時間ロスが減って、旅の体験がワンランク上がります。
② 事前予約の手順(いつから予約できる?)
マルチエキューブは、利用日の1か月前から予約できる案内があります。
さらに、JR東日本メディアの紹介では 1日単位で予約でき、最大3日間の予約が可能とされています。
予約の流れはイメージとしてはこんな感じです。
ロッカーを検索
日付・サイズ・場所を選ぶ
予約情報(案内に沿って)を控える
当日は予約したロッカーへ
「当日、駅で空きがなくて詰む」が消えるので、特に繁忙期やイベント日は予約が安心です。
③ ロッカーに荷物を預ける(当日の動き)
当日はロッカーの画面案内に沿って操作して預け入れします。
ここでのコツは、駅で慌てないように “預ける前に荷物を整える” こと。
お土産袋はひとまとめにする
取り出したい物(充電器・薬・チケット等)は別にしておく
ロッカーを閉めた後に「やっぱりアレ出したい」が起きると、テンションが下がりがちなので、ここだけ先回りがおすすめです。
④ 受取・発送(マルチエキューブが一気に便利になる部分)
マルチエキューブの面白いところは、「預ける」だけじゃなく、ロッカーを“発送拠点”として使える点です。
代表的な使い方は次の2つ。
ロッカーからホテルに送る(手ぶら観光の切り札)
旅行で一番ありがたいのがこれ。
駅でロッカーに預けた荷物を 当日中に宿泊先へ配送できると案内があります。
公式FAQでは、ホテル配送は(地域注記はありつつ)預入日の18:00まで(仙台は19:00まで)に宿泊先へ届ける旨が記載されています。
たとえば、こんな日の満足度が跳ね上がります。
午前に到着して、そのまま観光地へ直行したい
チェックイン前後の移動を身軽にしたい
連泊でホテルを移動する日(荷物が邪魔)
「宿に寄る」という行程が消えると、旅の自由度が露骨に上がります。
ロッカーから好きな住所へ送る(買いすぎたお土産問題の解決)
もう一つが、自宅など 指定住所への配送。
案内では「梱包した荷物やスーツケースをロッカーに預けるだけで、好きな住所に送れる」と公式サイトでは説明されています。
帰りの新幹線・空港で「荷物が増えすぎてツラい」問題を、駅で解決できるのは大きいです。
マルチエキューブのメリット
① 検索・予約ができる=ロッカー探しの時間が消える
駅ロッカーの不満の多くは「見つからない」「空いてない」。
マルチエキューブは、空きの確認や事前予約で、ここを最短化できます。
特に、土地勘がない駅ほど効果が大きいです。
② 手ぶらで行動できる=旅行の体験が変わる
ホテル配送が使えると、「荷物のために行程を組む」必要がなくなります。
これは観光だけじゃなく、出張でも効きます。
打ち合わせ前に駅で荷物を切り離す
帰りに駅で荷物を発送して身軽に移動する
“荷物の制約”が消えると、行動が一気にスマートになります。
③ キャッシュレスで完結=現金ストレスがない
現金ロッカーだと、両替・小銭・戻りの取り忘れなど、地味に事故ります。
マルチエキューブはキャッシュレス対応(現金不可)なので、そのストレスから解放されます。
よくある質問(FAQ)
※ここは公式情報ベースで“迷いやすいポイント”を中心にまとめます。
Q:予約はいつからできる?
A:利用日の1か月前から予約できる案内があります。Q:予約はどれくらい先まで(どれくらいの期間)押さえられる?
A:1日単位で、最大3日間の予約が可能と紹介されています。Q:ホテル配送はいつ届く?
A:預入日当日中に宿泊先へ配送。FAQでは、**18:00まで(仙台は19:00まで)**の記載があります。Q:現金は使える?
A:現金は使えず、キャッシュレス決済対応と明記されています。
おすすめの活用シーン
最後に、どんな人が使うと得かを具体化しておきます。
週末のターミナル駅を使う人
→ 予約で“空き不安”を消せるライブ・イベント・推し活遠征
→ 到着後すぐ動ける/帰りに発送で身軽出張(PC・書類・着替えが多い)
→ 行動の邪魔を駅で切り離せる観光でお土産を買いがちな人
→ どこでも配送で「帰りが地獄」を回避
まとめ
マルチエキューブは、「駅のロッカー」を 検索・予約・配送まで進化させたサービスです。
ロッカー探しの時間を減らし、旅や出張をより身軽にしてくれるのが最大の価値。
特に、混雑駅の利用や、チェックイン前の観光、荷物が増える旅行では効果が分かりやすいです。
※サービス内容・対象駅・対象ホテル等は変更されることがあるので、利用前に最新情報を確認してから使うのが安心です。
参考(公式)
JR EAST Media:マルチエキューブの便利な使い方紹介 JREメディア
JR東日本スマートロジスティクス:マルチエキューブ案内 jre-sl.co.jp
マルチエキューブ公式:使い方 multiecube.com
マルチエキューブ公式:FAQ(ホテル配送時間など) multiecube.com










