先日行われました市川市市議会議員選挙で、吉本興業出身の元漫才師、土屋正順氏が当選されました。
異色の経歴の持ち主である市川市議会議員の誕生です。
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元芸人・漫才師の土屋正順氏が当選のニュース!
お笑いの舞台から、政治の舞台へ。千葉県市川市議選では漫才師として挫折を経験した無所属新人の土屋正順(せいじゅん)さん(37)が初当選した。
「人生のどん底だった時に助けてくれた地元に恩返ししたい」と意気込む。
市川市で生まれた。市内の県立高校卒業後、「お笑いをやりたい」と吉本興業の養成所へ。20歳で初舞台に立ち、漫才コンテスト「M-1グランプリ」で3回戦に進んだものの売れなかった。
相方の男性が体調を崩して廃業し、28歳でフリーターに。「お笑いの世界は華やかに見えるが、超競争社会。打ちのめされた」
社会での居場所がなくなり、一歩も部屋から出られなくなった時、励ましてくれたのは地元の友人だった。一念発起し、1日12時間勉強して大学に入った。
奨学金をもらって通いながら、誰かの役に立ちたいと障害者や高齢者の施設で介護のボランティアに明け暮れた。
長引く不況の中、友人たちも苦しい生活を送っていた。そんな時、松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助が政治家養成のために開いた松下政経塾出身の市議と出会った。
「現場を徹底して歩き、行政を動かす。俺もこんな人になれたら」。2015年、政経塾の門をたたいた。
塾で掲げたテーマは「人に優しい街づくりに挑戦し、日本全国へ広める」こと。マイク一本、のぼり、街頭演説――。
「地盤、看板、カバン」がない塾出身者の伝統的なスタイルで昨年11月から毎朝、街頭に立ち続けた。定数42に56人が出馬した市議選。
政党の支援を受けずに戦い、結果は20位だった。土屋さんは「問われるのはこれから。『志』を忘れないようにしたい」と選挙運動でかすれた声で語った。
引用>>毎日新聞
大きな挫折から市川市議会員へ!
大きな挫折を経験した人は、本当に強いですね。
今の日本では競争社会はあまり良しとされない風潮にありますが、まだまだ競争社会だとも思いますし、今後もなかなか競争社会はなくならないものだと、個人的には思っています。
芸人という超競争社会の中で頑張っておられたこと、そしてその中で先の見えないどん底に追いやられたこと。そして仲間の存在。
全てが土屋氏の力となって、今回、市川市市議会議員の座を掴み取ったものだと思います。HPのプロフィールを読んでいて、そう感じました。
素晴らしいことですね。
自分がどん底を経験しているからこそ、マイノリティーを切り捨てない理念を掲げて、今はその理念を実行する立場になったのですから、頑張ってもらいたいですね。
M-1で3開戦まで行って、これからという時の挫折は、市議会議員でやるべきことがあると、土屋氏に与えられた運命や試練だったのかもしれません。
そこから実際に市議会議員になるまでの努力と根性は並大抵のことではないと思いますので、その努力と根性で掲げた政策をひとつひとつ実現させて行ってもらいたいです。
土屋正順氏のプロフィールなど!
(土屋正順氏:引用>>公式ホームページ)
1981年10月28日生まれ(37歳)
市川市(八幡)
■市川学園幼稚園
■市川市立冨貴島小学校
■市川市立第三中学校
■千葉県立市川昴高等学校(旧市川西高)
■吉本興業(漫才師)
■明治大学法学部法律学科(自費・返済型奨学金)
■松下政経塾
【家族】妻
【趣味】漫才・落語鑑賞 野球観戦
【特技】剣道(初段)、サッカー、水泳
【好きな言葉】人間大事
【尊敬する人物】松下幸之助
引用>>公式ホームページ
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