市川市にあります真間山弘法寺のしだれ桜は地元の方のみならず、市川市外からも見にくる人がいるほど有名で、美しい桜です。
そのしだれ桜の名前は「伏姫桜」と名付けられ、樹齢400年とうい老樹です。
老樹にも関わらず、毎年素晴らしい桜の花をつけ、お花見に来た方々の心を癒し続けています。
Contents
弘法寺の枝垂れ桜「伏姫桜」の場所とアクセスなど!
(真間山弘法寺のマップ)
名称 | 真間山弘法寺の伏姫桜 |
場所 | 真間山弘法寺 |
住所 | 市川市真間4丁目9-1 |
アクセス | JR市川駅より徒歩15分 京成市川真間駅より徒歩10分 京成国府台より徒歩10分 |
桜の種類 | しだれ桜 ソメイヨシノ |
駐車場 | あり(桜シーズンの土日は利用禁止) |
トイレ | あり |
備考 | ー |
駐車場はありますが、桜のシーズンの土曜日・日曜日は利用禁止ということで、公共交通機関を利用しましょう。
弘法寺のしだれ桜!
伏姫桜
(伏姫桜)
(伏姫桜)
真間山弘法寺の境内に入ると、右手に美しいしだれ桜がすぐに見えます。このしだれ桜が「伏姫桜」です。
(遠目からの伏姫桜)
遠目から見ると緑の木々と青い空、そして美しいしだれ桜と美しい風景を見ることができます。
(支柱に支えられる伏姫桜)
(支柱に支えられる伏姫桜)
伏姫桜は樹齢400年以上と言われる老樹ですので、メンテナンスは必須です。多くの支柱に支えられながら立っています。
3年計画で「桜の養生」がボランティアの樹医先生と山務員を中心に行われているそうです。清掃員も「メンテナンスが大変で」とおっしゃっていました。
みなさんの努力もあって、毎年このような素晴らしい伏姫桜を見ることができるのですね。
これだけ、長い年月を経て、未だなお、このような美しい桜を咲かせるなんて、本当に素晴らしいことだと思います。
(伏姫桜のアップ)
(伏姫桜のアップ)
ほのかにピンク色をしている「伏姫桜」、癒されます。
月見桜
(月見桜)
伏姫桜のすぐお隣には、月見桜という桜もあります。
残念ながら、私が行った頃には、あまり咲いていなかったので、改めて、美しい姿を撮れたらご紹介できればと思います。
宇賀桜
伏姫桜と月見桜はお隣に並んでいるので、みて帰る人が多いと思いますが、弘法寺に来たなら、この宇賀桜も是非、ご覧になってください。
(赤門)
この赤門をくぐると、宇賀桜というしだれ桜をみることができますよ。
(大黒堂と宇賀桜)
(宇賀桜)
大黒堂の脇に美しく咲いているのが、宇賀桜というしだれ桜!こちらの桜もとても綺麗です。
伏姫桜ほどの華やかさはないにせよ、ひっそりと大黒堂の脇に咲いてますので、見落とすことなくご覧になってください。
(伏姫桜が見頃の頃のソメイヨシノ)
真間山弘法寺では伏姫桜の他に、ソメイヨシノの桜もたくさんあります。
ただ、写真のように、伏姫桜が見頃を迎える頃は、ソメイヨシノは開花したかどうか?といった状況です。
しだれ桜は開花の時期がソメイヨシノより早いので、テレビなどの桜満開予報の通りに弘法寺に行っても、伏姫桜の見頃は終わってしまっています。
ソメイヨシノが開花し始めるタイミングあたりが、しだれ桜の狙い目ではないでしょうか。
伏姫桜の名前の由来!
樹齢400年を超える弘法寺のしだれ桜の名前は、なぜ「伏姫桜」となっているのでしょうか?
これは、いろいろな諸説があるようですが、「南総里見八犬伝」の「伏姫」という登場人物からつけられた説が強そうです。
南総里見八犬伝
江戸時代後期の読本。滝沢馬琴作。9集98巻106冊。文化11 (1814) ~天保13 (42) 年刊。
中国の『水滸伝』の構想を借り,『里見記』『里見九代記』『北条五代記』などを参考にして書かれた,中国演義小説の方法による長編伝奇小説の代表作。
全編を通じ,因果応報,勧善懲悪の思想に貫かれ,儒教的,武士道的である点で近代的観点からの批判もあるが,構想の雄大さとおもしろさは他に類がなく,以後多くの類書を生んだ。
引用>>コトバンク
伏姫
滝沢馬琴の読み本「南総里見八犬伝」に登場する女性。
安房(あわ)領主里見義実の娘。敵将の首をとった愛犬八房(やつふさ)と富山洞にこもり、八房の気をうけて懐妊する。
父なくして宿ったことを証明するためみずから腹をきって死ぬ。その傷口から仁義礼智忠信孝悌の八つの玉がとびちり,やがてこの玉が化して八犬士となる。
引用>>コトバンク
定かではありませんが、伏姫にも劣らない美しい桜であることから、そう名付けられたのではないか?ということだそうですよ。
弘法寺のソメイヨシノ!
(伏姫桜裏手のソメイヨシノ)
(ソメイヨシノと祖師堂)
伏姫桜から遅れて開花するソメイヨシノですが、弘法寺には数多くのソメイヨシノもあるので、お花見にはぴったりの場所なんです。
残念ながらソメイヨシノを見に行った日は曇りで、写真があまり綺麗ではありませんが、実際のソメイヨシノは非常に綺麗です。
(ソメイヨシノと出店)
(出店)
私が行った時には、焼きそば、焼き鳥、綿菓子などの出店もあり、桜を見ながら飲み食いできるようになっていました。
このようなちょっとした店があるだけで、花見に来たーって感じがします!
(出店上のソメイヨシノ)
(お墓前のソメイヨシノ)
このように、伏姫桜というしだれ桜が有名な真間山弘法寺ですが、ソメイヨシノも満開の時期には、非常に綺麗で、おすすめのお花見スポットです。
弘法寺のお花見時の駐車場やトイレ情報!
駐車場
真間山弘法寺には基本情報にも記載しましたが、駐車場はありますが、お花見シーズンの土日は利用できませんのでご注意ください。
トイレ
(弘法寺のお手洗い)
弘法寺にはお手洗いがありますので、お花見最中にお手洗いに行きたくなったら、お手洗いをお借りしましょう。
まとめ:樹齢400年のしだれ桜とソメイヨシノなどの桜と2度、美しい景色を見られる弘法寺は超人気!
弘法寺は、伏姫桜が老樹でありながら、毎年美しい花を咲かせることから、地元の方々には大人気の桜スポットですし、遠方からも見にくる方も多い桜の名所です。
また、しだれ桜の見頃を終える頃に、ソメイヨシノなどの他の桜が花を咲かせ満開へとなって行きます。
違う景色を楽しませてくれる、弘法寺は市川市でも大人気のお花見スポットです。
できれば、伏姫桜の満開時期とソメイヨシノ満開の時期、2度訪れたいお花見スポットです。
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市川市内は多くの桜のお花見スポットがあり、それらのスポットをまとめています。
また、しだれ桜は弘法寺以外でも、下記の記事内で紹介しているお寺でもみることができますよ。