市川市の大町公園内にある観賞植物園。サボテンや熱帯・亜熱帯植物などが数百種類も温室の中で見ることができます。
皆さんやよく聞く名前の植物も、実際に生えている姿を見たことがあるという人は少ないのではないでしょうか。その生の姿が見ることができますよ。
また、周辺で生息している生き物の展示もあり、子供も喜ぶ施設です。そんな市川市観賞植物園は入園無料!
お財布にも優しく、楽しめる施設なんです。
Contents
市川市観賞植物園の場所、アクセス、駐車場、営業時間など!
(市川市観賞植物園のマップ)
名称 | 市川市観賞植物園 |
住所 | 市川市大町213-11 (大町公園内) |
営業時間 | 9:30〜16:30 |
休園日 | 月曜日(月曜祝日の場合は翌日)、年末年始 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | あり |
問い合わせ | 047-339-4411 |
場所は大町公園のちょうど真ん中あたりに位置する場所にあります。JR本八幡や市川大野からもバスは出ております。最寄り駅は北総線の「大町駅」ですが、車で行くことをオススメします。
市川市動植物園の駐車場は1日停めても500円で利用できます。市川市観賞植物園周辺は遊ぶ場所がたくさんありますので、車で行って、1日駐車場を利用した方がお得です。
(市川動植物園駐車場)
駐車場から大町駅方向へ大町公園の中をのんびり歩いていると、右手に見えてくるのが、観賞植物園の建物が見えてきます。
(観賞植物園案内)
この看板が見えてきますので、矢印の方向へ進んでください。この観賞植物園に行くまでの道のりも自然豊かで、歩いていて非常に気持ちが良いです。
市川市観賞植物園ってどんな施設?
(観賞植物園外観)
(中庭と温室)
想像以上に立派な建物です。
市川市観賞植物園はサボテン温室、大温室があり、約170種類のサボテンと約240種以上の熱帯、亜熱帯植物を年間通して見ることができる施設です。
温室の他、1階には休憩室もあり、ゆっくり休みながら中庭の景色を楽しむことができます。
また、2階には展示コーナーがあり長田谷津(大町レクリエーションゾーン)に生息する生き物や植物の展示コーナーになっています。
(園内の案内図)
館内入口付近に園内の案内図と、現在温室で咲いている花や実が何か掲示されていますので、チェックしてから、温室に向かった方が良いですよ。
そして、なんと言ってもありがたいのが、この施設、無料で見学することができるのです。
結構維持費がかかるとは思うのですが、市川市がなんとか頑張ってくれているようですね。
それでは、温室や施設内の様子をご覧ください。
市川市観賞植物園のサボテン温室!
(サボテン温室入口)
順路的には最初はサボテン温室です。こちらがサボテン温室の入口です、入口付近からモワッとした熱帯の暖かさが感じられます。
(縦長のサボテンなど)
(様々なサボテン)
サボテン温室の中に入ると様々な見たこともないようなサボテンがあります、その数170種類ほどあるようです!
(サボテンの説明文)
当然植物園なので、植物を観賞、勉強するところでもあります。園内にはこのように様々な植物の説明を読みながら、観賞を楽しむことができますよ。
(サボテンを観賞する人々)
この日も、平日であるにも関わらず、結構多くの方が来られていました。近くの方は散歩がてら、温室内の植物を見にきている方も多いかもしれませんね。
これだけ多くのサボテンを見ることができるところも他にないですし、入場料は無料ですし!
市川市観賞植物園の大温室!
(大温室)
サボテン温室から直結しているのが、市川観賞植物園の大温室です。大温室には熱帯・亜熱帯植物が溢れかえっています!
(熱帯・亜熱帯植物の説明)
「誰もが知っている植物ですが、実際には見たことない。」という植物がたくさんあります。結構面白いですよ。
もちろん、見たこともない食中植物なども展示されています。一部ですが、紹介します。
恐怖の食中植物コーナー
(食中植物コーナー)
食虫という習性を持っている被子植物門に属する植物の総称。食肉植物、肉食植物と言われる場合もある。
食虫植物は「虫を食べる植物」ではあるが、虫だけを食べてエネルギーを得ているのではなく、基本的には光合成能力があり、自ら栄養分を合成して生育する能力がある。
虫をも食べてしまう恐ろしい植物たちが市川市観賞植物園には展示されています。
(食中植物)
(食中植物)
ハエトリソウやムシトリスミレなど、名前がそのまますぎて結構笑えます!そして、それぞれの食中植物がどうやって虫を捕まえ、そうやってエネルギーにしているかの解説も掲示してくれています。
バナナ
(バナナの木)
バナナはスーパーでよく見ますが、実際に木になっている姿は生で見たことありません。
バナナの木に見上げて見ようと書いてありますので、見上げて見ると
(バナナの実)
緑色のバナナが実際に木の上になっていました。こんな姿が観賞植物園では見ることができます。
(バナナの説明文)
バナナは木と思っていましたが、木ではないのですね!草なんですね。普段身近なバナナでも知らないことがたくさんあります。勉強になりますね。
カカオ
(カカオ)
(カカオの説明)
チョコレートやココアの原材料として有名なカカオの木もありました。結構背の高い木です。
グアバ
(グアバの木)
(グアバの説明)
ビタミン豊富で実は熱帯のリングと呼ばれているのですね。一時期、日本でも健康フルーツとして大流行りしましたね。グアバの木もあるんです!
マンゴー、アセロラ
(マンゴーの木)
(アセロラの木)
マンゴーやアセロラといったメジャーな植物もあります。
もちろん、全然知らない木も多く展示されています。なんせ200種類以上の熱帯・亜熱帯植物がありますので、ゆっくり色々みてまわってください。
熱帯水生植物&花
(熱帯水生植物)
出口付近には熱帯水生植物もあります。そして横に目をやると綺麗な花が咲いていました。
(お花)
QRコードで植物の説明!
(QRコード)
このQRコードはドリアンの木のところで見つけました。観賞植物園職員メモと書かれたQRコードです。このQRコードを自分のスマホで読み取ってみました。
(QRコードを読み取ったスマホ画面)
すると、スマホ画面にドリアンの説明が表示されます。こんなシステムも導入しているのです。大温室も結構楽しめる施設です。
市川市観賞植物園の展示コーナー!
2階には展示コーナーになっています。花や植物の写真や長田谷津(大町レクリエーションゾーン)に生息している生き物が実際に展示されていたりします。
(花や植物の展示)
(カカオ豆)
先ほど、大温室にカカオの木がありましたが、こちらでは実際のカカオ豆が展示されています。
(トンボの標本)
(スズメバチの巣)
トンボの標本や長田谷津にいるスズメバチの巣などの展示もあります。また、ギンブナやクサガメなど、実施に生きている生き物の展示もされているんです。
(ギンブナ)
(クサガメ)
生き物好きの子供たちも、ここは喜ぶかもしれませんね。特に小学生男子は大好きそうな場所ですよ!
市川市観賞植物園の休憩室やテラスなど!
(休憩室)
(外のテラス)
疲れた方は室内の休憩室や外のテラスで中庭を見ながらゆっくりと休憩されてはいかがでしょうか。
室内休憩室は冷暖房完備ですので、暑い夏や寒い冬でものんびり快適に休憩することができますよ。
外には、昔よく見た、カップヌードルの自動販売機があります。久しぶりに見ました(笑)
(授乳室について)
授乳室が必要な場合は事務所に言えば貸してくれるようです。小さな赤ちゃん連れでも安心ですね。
市川市観賞植物園の周りで季節ごとの楽しみ方!
市川観賞植物園は大町公園というとても大きな自然豊かな公園の中に存在している施設です。
その大町公園では季節に応じて、自然を楽しむことができますので、オススメの楽しみ方をご紹介します!
【春】
春といえば桜ですね!近くの市川市動植物園では、市川市の桜のスポットとして、特にファミリーでのお花見には最高の場所です「。
入場料はかかってしまいますが、激安なので、合わせて動物園も楽しんでみてください。
そして、大町公園には市川市内最大級のバラ園があります。
大輪の花も多く、春に咲くバラで埋め尽くされ、心地良いバラの香りに包まれながらお散歩を楽しめます!
【夏】
夏は、市川市観賞植物園は夕方訪れ、夜に真っ暗な中の大町公園のお散歩がおすすめです。
なんと市川市観賞植物園の目の前で、ホタルを見ることができるのです!
今日、ホタル見てきました〜!
はじめて行ったのですが、本当に市川でホタル見れるんですね!
ホタルの数は多くはないし、写真も動画も全然ホタルの光は写せませんでしたが、鳥肌立つぐらい感動しました!
市川の子供たち全員に見てもらいたい!
そう思いました!https://t.co/jPvpRdNAyC
— いちくん@市川市地域ブログ (@ichikawalife) July 25, 2019
私も初めて観たときは感動しました!お子様がいる方は是非連れて行ってあげてください。
【秋】
秋はやっぱりもみじの紅葉ですね!
もみじ山が11月下旬から12月初旬まで立ち入ることができるようになるため、素敵な紅葉を見ることができます。
また、上記記事にも紹介していますが、もみじ山以外にも素敵な紅葉を見ることができるスポットもありますので、是非お立ち寄りください。
【冬】
冬は寒いですが、野鳥観察好きや写真が趣味の方にとっては絶好の季節です!
木々の葉も落ち、可愛い野鳥を探しやすい、写真におさめやすい季節なんだとか!
訪れて、素敵な野鳥の写真を撮ってみてください。
まとめ:無料でここまで楽しめる植物園はここしかない!
観賞植物園の規模はそれほど大きくはありませんが、無料でここまで楽しめる植物園は見たことありません。
サボテンや熱帯植物を知ることができますし、付近に住んでいる生き物も知ることができます。生き物や植物が好きな子供も楽しめるところではないでしょうか。
また、市川市観賞植物園は様々な施設や自然が集まっている「大町レクリエーションゾーン」の中にあります。
観賞植物園へ行ったあとには、周辺で遊んだり、自然の中を散歩して帰るのもオススメですよ。
行ったことない方は、是非一度、市川市観賞植物園に足を運んでみてください。