市川市の待機児童は日本の市町村の中でも、全国トップクラスで、常に高い水準となってしまっています。
最近、保育園の増加に伴い、多少解消されつつありますが、市川市にとっては大きな課題です。
人口が増えていることは嬉しいことでありますが、同時に、子育て世代への支援、保育園の整備も大きく進めていなかければなりません。
そんな中、市川市が発表した保育園整備計画事業で、保育園の定員を803名増加を目指す計画が発表されました。
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市川市の保育園定員増加計画のニュース!
市川市は8日、来年度の保育園整備計画事業を発表した。新設などで定員803人増を目指す。
市によると、特に待機児童が多い本八幡駅、市川駅、妙典駅周辺を重点整備地域にして保育園設置を促進する。
認可保育園は新設整備が3施設(200人)、賃貸物件による整備が6施設(480人)など。小規模保育事業所は新設整備が1施設(18人)、賃貸物件による整備が5施設(90人)。
事業費は約13億6500万円を見込む。同市の昨年4月1日現在の保育園待機児童は前年比191人減の385人。
引用>>Yahooニュース(産経新聞)
ここ最近の市川市の保育園の増加は、すざまじいと感じていましたが、さらに大幅に増加させる計画です。
事業費も13億6500万円をも見込む大規模な計画です。子育て世代、特に共働き世帯が多い市川市でもありますので、このニュースは非常にありがたいですね!
より市川に住みやすいと感じる人、保育園が整っているから、市川市を選ぶ人も増えそうな予感です。
保育園急増の懸念点!
保育園の数が増えることは非常にありがたいことですが、保育園の質の管理体制もしっかりしないといけませんね。
全国的に待機児童が問題になり、急増している保育園ですが、運営している会社によっては、質が良くない、または保育園としての基準を満たしていない保育園も出てきています。
行政からの補助があろうとも、運営会社が株式会社であったりすると、利益を追求しなければならないのは当然のことではあります。
しかし、そのことが先行されすぎると、親も安心して子供を預けられなくなりますし、何より、子供自身の命に関わるような重大事故も発生しかねません。
市川市内でも急増し続ける保育園の管理をしっかりとしなければ、大きな問題が増えてしまうと思います。
市はもちろん、近隣や保護者、地域全体で良い保育園作りをすることを心がけて、「保育園が多い市川市」だけではなく、「良い保育園が多い市川市」になってもらいたいと思います。
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