市川市が公立保育園の民営化について、パブリックコメントを募集しています。
是非、一度、市川市公立保育園民営化ガイドライン(案)に目を通して、みなさんの意見を市川市に発信してみてください!
市川市の保育園問題といえば、待機児童が真っ先に頭に浮かぶ方も多いと思います。
確かに半減されたとはいえ、待機児童がまだまだ多い市川市。しかし、問題はそれだけではないのですね!
公立保育園の大半が園舎の老朽化が進んでおり、建て替え、補強工事が必要となってくる時期にさしかかっています。
子供たち、先生たちの安全面を考慮して、必ず行わなければならない老朽化対策が目の前に迫ってきているのです。
また、今年の10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い、市が負担しなければならない経費が大幅にアップすることもあり、市川市としても民営化をはかり、経費を抑える狙いもあります。
保育園毎に民営化スケジュールは違うようですが、最初の民営化は令和5年〜予定されているようで、民営化のスケジュールは4 年度前までに具体的な計画を発表するとしています。
ですので、このタイミングでのガイドライン作成及び、パブリックコメントの募集を行っているのですね。
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Contents
市川市公立保育園の民営化の背景!
現在、市川市内の保育園の約85%が私立保育園となっており、 ⺠間事業者による運営が主流となっており、⺠間事業者による 様々な保育サービスが拡大されております。
また、国の施策として、認可保育所の建設費・施設運営費などは、 原則、⺠間施設のみが国・県からの財政支援を保障される制度になっており、公立保育園については、改修等に係る経費について 国・県の支援(補助金等)が受けられません。
また、令和元年10 月からスタートする幼児教育・保育の無償化においては、公立保 育園の無償化にかかる経費は全て市が負担することとなっている ことからも、公立保育園の運営費用はさらに増加することが予想されております。
本市が保有する公立保育所は、21 園中14 園が建築40年を経過しており、建替えや⻑寿命化の改修などをしなければならない時期を迎え、保育園の再編・整備に多額の経費が見込まれます。
このような背景から、市川市としては、老朽化等による改築又は改修等に合わせて、⺠営化を進めて行くものです。
公表資料である市川市公立保育園ガイドライン(案)は下記より全文確認することができます!
また、公表資料は下記の場所でも確認することができます!
- 広報いちかわへの掲載(8月17日号:概略のみ)
- こども政策部こども施設計画課(市川市グランドターミナルタワー本八幡4階:閲覧)
- 市政情報センター(八幡分庁舎1階:閲覧)
- 市政情報コーナー(中央図書館・行徳図書館・大野公民館図書室・男女共同参画センター:閲覧)
公立保育園民営化のパブリックコメント応募方法や募集期間などは?
募集期間
2019年(令和元年)8月17日(土)〜2019年(令和元年)9月20日(金)まで
提出できる人
- 市川市に居住し、勤務し又は通学する人
- 市川市に事務所、事業所を有する個人、法人、団体
- 政策等に利害関係を有する人
- 市川市に関心を持つ人
提出方法
提出方法は以下の3つの方法があります。
《郵送(もしくは持参)》
〒272-0021 市川市八幡3-3-2-401グランドターミナルタワー本八幡
市川市こども政策部こども施設計画課 宛
《ファックス》
FAX番号:047-711-3074
郵送(持参)及びファックスの場合は、下記の市川市ホームページより、提出様式をダウンロードすることができます。
(パブコメ提出様式)
《インターネット》
>>パブリックコメント募集ページ!
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子育て世代以外も是非ご意見を!
ガイドライン(案)によると、木造園舎に関しては令和5年〜令和8年度に民営化、SRC造の園舎に関しては令和9年度〜施設ごとに民営化させていく方針です。
この時期にお子様が生まれるかもしれない若い世代の人たちはもちろん、すでにお子様が大きくなっている世代の人にとっても、市川市の財政に大きく関わってくる案件です。
税金の使われ方しかり、保育サービス、保育の質の向上に関しては、子育てが終わっている世代(先輩)の意見も大いに参考になると思います。
是非、いろんな世代の意見をまとめて、スムーズで実りある形で進めてもらいたいものです。
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